武蔵村山の転職先の病院で出会った患者さん

精神疾患を持つ患者さんの意思はどこまで尊重すべきなの?と思った出来事です。

私は武蔵村山市内のとある病院にて看護師をしています。
新年度になって担当患者の変更があったため、今の私には関係ないと言えば関係ないのですが、それまで私が担当していた患者さんが、来月末に退院することが決まりました。
本人の希望が強く、引き留めることにも限界があったみたいです。
担当が変わったことが理由ではないだろうけれど、何となく複雑な心境です。

その患者さんは、双極性障害、いわゆる躁鬱病で入院してきた患者さんです。
私が入職した際には既にそれなりに元気に見えたのですが、入院当初は鬱傾向がかなり強かったらしく、ほとんど死ぬ寸前というような状態で入院したと聞きました。
久しぶりに両親が様子を見に行ったら、家事も何もしていなくて食事も取っていなく意思疎通も出来ず、そのまま緊急入院だったそうです。
文字情報では知っているのですが、私が見た最初の姿は既に車いすで自由自在に動いていた頃だったので、あまり実感がわきません。
少ししたら体力も戻り、精神も落ち着いて、普通に歩いたり会話もできるようになりました。

もちろん、この状態であれば退院することも可能なように思えますが、そこが双極性障害の怖いところ。
今はどちらかといえば躁状態で安定しているだけであって、これでテンションが高くなりすぎても問題だし、また退院した時のように鬱症状になって入院する羽目になる、ということも考えられます。
けれど、患者さんはまだ比較的若い方で認知症などもなく、体にも特に問題がない状態なんです。
既に半年くらい退院を引き留めている状態なので、これ以上引き延ばすのも無理があって、退院が決まったんだと思います。

何よりも優先すべきは、患者さんがどうしたいか、というのは医療の鉄則でしょう。
もちろん、そうはいったって糖尿病の患者さんに甘いものをあげるわけにはいきませんけどね。
糖尿病ならまだ分かりやすいけれど、精神疾患を持った患者さんの意思をどこまで尊重してあげるべきなのかは、悩みます。
家族さんとしては、また鬱状態で死にかけ、なんてことになっては困るから、退院はさせたくないし、もし退院するのならどこかのグループホームとかに入ってほしいみたいです。
けれど、患者さん本人はとりあえず元気な状態なので、また一人暮らしをしたいという気持ちが強いみたいで。
どこまで折り合いをつけていけばいいんだろう。
今は私は担当ではないけれど、なんだか心配になっちゃいます。

因みに私は【看護師求人武蔵村山.com】で紹介されて、今の病院へ働くこととなりました。

心配な患者さんは多いけれども、今ではいい職場に出会えたと感謝しています!

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